「通勤バッグ」といっても非常に幅が広く、漠然としたイメージで探してしまうと、トート?それともリュック?バッグの大きさは?素材や色はどうしよう?等と、迷子になりがちです。
この記事では、働くメンズ(男性)に向けて、通勤バッグの選び方を通勤手段やシーン別にご提案します。
理想の通勤バッグ探しの参考にしてみてください。
はじめに
通勤バッグを選ぶ際、以下の3つを意識すると思います。
①バッグの形状(種類)と素材
∟ トートバッグ、リュックetc
∟ シーン:通勤手段
②バッグの素材やデザイン性
∟ シンプルなデザイン、落ち着いた色味etc
∟ シーン:スーツ、仕事内容
③内容量、機能
∟ A4収納可、お弁当箱収納可、ペットボトル収納可、複数のポケットetc
∟ シーン:収納するものは?
これらの点を踏まえ、シーン別に最適な通勤バッグを提案していきます。
「通勤手段」から考える通勤バッグ
通勤といっても、さまざまな状況が考えられます。
ここでは「移動しやすさ・持ち運びやすさ」の観点で、どの通勤バッグが最適かを考えてみます。
1. 移動しやすいバッグの形状(種類)は?
バッグの種類は大きく分けて、以下の4タイプです。
トートバッグ、ショルダーバッグ、リュックサック(バックパック)、ブリーフケース。
自転車やバイク通勤の場合…
背負えるリュックか斜めがけできるショルダーバッグが候補にあがります。
とくにクロスバイクやロードバイク等のカゴのない自転車で通勤する際、トートバッグはかなりのストレスです。
もし、トートバッグを選ぶ際は、「肩掛け」できる持ち手の長いものや、「斜めがけ」やリュックにもなる「2way仕様」のものを選びましょう。
車、電車やバス通勤の場合…
車や電車通勤の場合は、そこまでバッグの種類にこだわる必要はないと思います。
交通手段を降りてからの移動時間が長ければ、両手が空いて歩きやすいリュックにするか、すぐにモノを取り出せるトートバッグか、どちらか最適か考えてみましょう。
後述しますが、スーツの場合、長時間リュックを背負うとジャケットにシワがついてしまうことがあるので、こだわりなければ、スーツの方はトートバッグやブリーフケースがおすすめです。
徒歩通勤の場合…
歩く距離や時間で考えましょう。
一番安心なのは、リュックです。または「肩掛け」や「斜めがけ」できるバッグが最適です。
肩掛けができないブリーフケースを15分以上バッグを持ち歩くとなかなか疲れてきます。
その場合、ショルダー付きブリーフケースも販売されているので、おすすめです。
2. 移動しやすいバッグの素材は?
バッグで使用される代表的な素材には、本革(レザー)、ナイロンがあります。
「移動しやすさ」を考える上では、「軽さ」と「丈夫さ」も必要な選ぶ基準です。
「軽い」は正義。仮にスマホが1kgもあれば、便利で合ってもポケットに入れておきたいとは思いません。
同じように、持ち歩く時間が長ければ長いほど重たいバッグは、持ち歩きたくないバッグになる可能性があります。
ちなみに、一般的に800gを超えると重たいバッグと言われます。
人や性別、年齢によって感じ方は違うと思うので、軽さを重視したい方は、現物を持ってみことをおすすめします。
「軽さ」と同じぐらい重要な項目に「丈夫さ」があります。
どうしても「軽さ」を実現するためには、「素材が薄い、無駄を省く」をおこなうことになるため、軽さと丈夫さのバランスが大切です。
軽さを極めたエコバッグは、通勤バッグには不向きです。
書類をたくさん入れた際には、バッグが変形し、見た目も悪くなるでしょう。
普段持ち歩く量と重さを考えた上で、軽くて丈夫なものを選びましょう。
「軽さ」を重視するなら、ナイロン
ナイロンは、撥水加工もあり、とても軽いのが特徴です。
持ち歩く頻度が多く、書類をたくさん入れて、バッグが重くなりがちあれば、ナイロン素材は要チェックです。
「丈夫さ」重視するなら、本革
本革は丈夫だけでなく、独特な重厚感が漂うので、ビジネスシーンでは特におすすめです。
また、本革は重たいと思われがちですが、800g以下の軽いものも非常に多くなってきています。
最近では撥水加工や防水加工の革も出てきています。
また、メイン素材は革でも、軽量にするため、一部にナイロン素材を使われていたり、その逆も然り、各ブランドが色々な工夫をし、軽量や丈夫さの向上を図っていますので、素材に迷われている方は、使われている素材の特徴や丈夫さを調べてみるのもおすすめです。
[まとめ] 移動しやすいバッグの形状(種類)
リュック | ◯ | バッグが重い/長距離でも、移動がしやすい。両手が塞がる自転車やバイク等であっても使える。ただし、長時間だとスーツにシワができることも… |
トートバッグ | △ | すぐに収納物を取り出せる万能なトートバッグ(ブリーフケース)。長時間移動は疲れるが、「肩掛け」や「斜めがけ」できる「2way仕様」のバッグを選ぶと改善可。 |
ショルダーバッグ | ◯ | リュックと同様、斜めがけができるショルダーバッグは、両手が空くので便利。収納物との相談。内容量が多くなれば、肩に負担がかかるため、不向き。 |
[まとめ] 移動しやすい素材
本革 | ◯ | 通勤バッグで丈夫な素材を選ぶなら本革。軽いバッグや撥水加工された本革も増えている。重たいと思われがちだが、800g以下のバッグも数多く販売されている。見た目からも重厚感が伝わり、通勤バッグとしておすすめの素材。 |
ナイロン | ◯ | 通勤バッグで人気素材のナイロン。軽くて撥水加工もある機能性の高い素材。本革に比べて重厚感はないものの、対応力があり、使い勝手が良いため、とても人気の素材。 |
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「仕事服」から考える通勤バッグ
普段スーツで仕事される営業の方、私服で仕事されるWEBデザイナー等、通勤バッグとの関わりはさまざま。
ここでは「通勤時の服装に合うバッグ」の観点で、どの通勤バッグが最適かを考えてみます。
通勤時の服装に合うバッグの素材とデザイン性とは?
バッグは素材とデザイン性で印象が大きく変わります。
なんか違う?とならないように、通勤バッグの素材やデザイン性を考えましょう。
スーツで通勤される場合…
仕事をする上で、大切な「身だしなみ」。
スーツがしっかり決まっていても、エコバッグやスニーカーだと、残念な格好になります。
当記事では、本革をお勧めしています。
本革の素材そのものが重厚感があり、上品さがあります。また、スーツとの相性も良く、多くのビジネスパーソンが愛用しています。また本革というだけで、それなりの高価なバッグという印象もつくため、第一印象も良くなります。
その他、代表的な素材といえば、ナイロン素材。
機能的な素材のため非常におすすめであり、良い意味で「軽快な」「フットーワークが軽い」といった印象を持たれる素材だといえます。
スーツ、私服のどちらにもしても、バッグのデザインや色味は、「シンプルで落ち着いた色合い」を心がけることが大切です。
奇抜さや大胆さより、無難、安全を重視した方が、仕事の場面では、どんな状況にも対応できます。
[まとめ] 通勤時の服装に合うバッグの素材、デザイン性
本革 | 本革がおすすめ。ただし、役職や年齢層、身だしなみによっては、いかにも高級な革バッグは要注意。本革はシンプルかつ落ち着いた色味が多いので、仕事用バッグとしては最適。 |
ナイロン | 軽くて水にも強いナイロンは非常に使い勝手が良い。スーツとの相性も良いが、重厚感という意味では△。役職がついたり、年齢を重ねるごとに、本革バッグに移行した方が良い場合も。 |
デザイン性・色 | シンプルイズベスト。ブラック、ブラウン系、グレー系、ベージュなどを選んでおけば安心です。 |
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収納力。通勤バッグに何を入れる?
なんだかんだでいちばん気になる収納力。バッグはあくまで道具です。
どれだけ素敵なバッグであろうと、収納したいものが入らないバッグは使い物になりません。
ここでは、バッグの「大きさと機能面」の観点から、考えていきたいと思います。
大容量? 「大きさと機能面」
バッグの大きさと機能面を考える上で、ひとつの基準は、
「A4サイズを収納できるか」だと思っています。
通勤バッグに入れるものは、書類や手帳、ノートPC、本、だと思います。
そのほか、弁当箱や水筒も入れたい方もいらっしゃるかもしれません。
バッグを探す前に、何を収納するのかを把握しておくことが大切です。
・A4ファイルやノートPCは収納するのか?
・弁当箱のような傾けられないものを収納するのか?
・無理に全てを収納せずに複数バッグで補うのか? etc
A4ファイルやノートPCを収納する場合…
A4サイズは、210×297mm。
A4クリアファイルサイズは、220×310mm が一般的です。
ノートPCだと、
Macbook13インチで、304.1×215×11.3mm。
Macbook16インチで、355.7×248.1×16.8mm。
タブレットだと、
iPad10.9インチで、280.6×214.9×6.4mm。
iPad12.9インチで、247.6×178.5×6.1mm。
注意点としては「A4サイズ」のバッグと表記されていても、やや大きいA4ファイルが入らないかもしれません。またマチのないバッグは、厚みのあるノートPCやファイルを収納しづらい場合もあります。
サイズを書くにすると同時に、商品ページ内にA4が入ることが明記されているかなどは要チェックです。
通勤バッグに、お弁当箱や水筒、ペットボトルをを入れたい方もいらっしゃると思います。
その場合、「マチの広さ」が重要になります。
また、ペットボトル500mlで、190×63.5×63.5mm。
お弁当箱はさまざまなサイズがありますので、しっかり入る寸法か、商品ページに内に紹介されているかをチェックしましょう。
そのほか、財布やスマホをバッグ収納するつもりなのであれば、バッグの中に複数ポケットがあった方が良いかもしれません。
最近、バッグの中にバッグを入れる「バッグインバッグ」を使っている方もいますので、収納できるか考えるのもひとつです。
大容量なバッグを選ぶなら、リュックかマチの広いトートバッグがおすすめです。
収納力は、求めれば求めるほど選べなくなるため、譲れない条件と妥協できる点を洗い出してから探されることをおすすめします。
[まとめ] 収納力。通勤バッグに何を入れる?
収納したいものは? | いちばん大きな内容品のサイズを知っておくこと。 A4ファイルやノートPC、弁当箱や水筒etc |
サイズを把握する | 収納したいもののサイズを知っておくことで大まかなバッグのサイズを把握しておく。妥協点も考えておいた方が選びやすい。 |
大容量なバッグなら | リュックかマチの広いトートバッグがおすすめ! |
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通勤バッグの予算は?
まずはじめに、予算を決めてから探すか、決めないで探すかは、状況によって違います。
漠然と通勤バッグを探している場合は、広範囲で色々なバッグを見た方が、探しているうちにまた色々と条件も変わって、より欲しいものが明確になるので思うので、予算は決めずに探すのがおすすめです。
逆に、予算も明確に決めていて、その条件がブレたくない場合は、予算を絞ってから探した方が良いでしょう。
通勤バッグの相場の目安は、1万円〜5万円程です。
素材や種類によって価格帯の幅が広く、私服通勤でバッグは何でも気にしない方にとっては、1万円でも高いと思うかもしれません。
好きなブランドが決まっていない方であれば、楽天市場とamazonの通勤バッグから探してみるのもひとつです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では、通勤バッグの選び方をシーン別で紹介してきました。
通勤バッグの選ぶ基準の参考になり、お気に入りのバッグが見つかれば幸いです。
移動しやすいバッグの種類と素材
リュック | ◯ | バッグが重い/長距離でも、移動がしやすい。両手が塞がる自転車やバイク等であっても使える。 トートバッグ |
トートバッグ | △ | バッグが重い/長距離でも、移動がしやすい。両手が塞がる自転車やバイク等であっても使える。 |
ショルダーバッグ | ◯ | リュックと同様、斜めがけができるショルダーバッグは、両手が空くので便利。内容量が多くなれば、肩に負担がかかるため、不向き。 |
移動しやすいバッグの素材
本革 | ◯ | 通勤バッグで丈夫な素材を選ぶなら本革。軽いバッグや撥水加工された本革も増えている。重たいと思われがちだが、800g以下のバッグも数多く販売されている。見た目からも重厚感が伝わり、通勤バッグとしておすすめの素材。 |
ナイロン | ◯ | 通勤バッグで人気素材のナイロン。軽くて撥水加工もある機能性の高い素材。本革に比べて重厚感はないものの、対応力があり、使い勝手が良いため、とても人気の素材。 |
通勤時の服装に合うバッグの素材、デザイン性とは?
本革 | 本革がおすすめ。ただし、役職や年齢層、身だしなみによっては、いかにも高級な革バッグは要注意。本革はシンプルかつ落ち着いた色味が多いので、仕事用バッグとしては最適。 |
ナイロン | 軽くて水にも強いナイロンは非常に使い勝手が良い。スーツとの相性も良いが、重厚感という意味では△。役職がついたり、年齢を重ねるごとに、本革バッグに移行した方が良い場合も。 |
デザイン性・色 | シンプルイズベスト。ブラック、ブラウン系、グレー系、ベージュなどを選んでおけば安心です。 |
そもそも通勤バッグに何を入れる?
収納したいものは? | いちばん大きな内容品のサイズを知っておくこと。 A4ファイルやノートPC、弁当箱や水筒etc |
サイズを把握する | 収納したいもののサイズを知っておくことで大まかなバッグのサイズを把握しておく。妥協点も考えておいた方が選びやすい。 |
大容量なバッグなら | リュックかマチの広いトートバッグがおすすめ! |