革財布のMIKATA編集部です。
革財布って日ごろ使っていると気が付かないうちに汚れて汚くなっていませんか?
買った時は格好良くて綺麗でおしゃれだったのに、数か月使ううちに汚れて見た目の印象ががらっと変わってしまうことも多くあります。
それでもなかなか汚れ落としをする習慣が無いためお手入れをすることも無く使う方がほとんど…。
そこで今回は革財布の汚れを簡単に落とす方法を紹介しようと思います。
日ごろ少し意識してお手入れするだけで革財布は綺麗に使えるため、時間がある時に少し試してみてください。
革財布の汚を落とすための道具
革財布の汚れを落とす方法や道具ってかなり色々な種類があり、初めて汚れ落としをするという時にはどれを買っていいか迷ってしまいます。
それで結局革財布の汚れ落としを先延ばしにして汚いまま使い、さらに状態が悪くなってしまうなんてことも…。
そこでまずは革財布の汚れ落としをなるべく簡単にするために必要な道具をピックアップしておきます。
同じものでなくても似た道具ならOKなので、革財布の汚れ落としをする時の参考にしてみて下さい。
馬毛ブラシ
革財布の汚れ落としを簡単にするための道具1つ目は『馬毛ブラシ』です。
革財布のお手入れでは万能で使えて、ひとつあれば汚れ落としだけでなく様々なシーンで活躍する道具。
メーカーや大きさも様々ですが、まず初めて購入するならおすすめはコロニル社の馬毛ブラシ。
毛の密度があり毛の長さも十分、程よい大きさで持ちやすく革財布だけでなく革靴や革バッグの汚れ落としやお手入れをする時にも使いやすいんです。
耐久度もあり長く使えるため、コスパも良し◎
一つ持っていれば万能で、長く革財布の汚れ落としやお手入れで使えるブラシです。
レザークリーナー
革財布の汚れ落としを簡単にするための道具2つ目は『レザークリーナー』です。
ブラシで表面の細かい汚れやほこりを落とした後に、大きな汚れやブラシだけでは落ちない汚れを取り除くために使います。
革財布に数滴垂らしてブラシや布で汚れを落とすタイプが簡単でおすすめ◎
中でもMモウブレイ社のステインリムーバーは使いやすくて革にも優しく、幅広い革財布の汚れ落としに使えます。
サイズも小さい物から大きい物まであるため、革財布のみならず他の革製品の使用数や頻度に合わせて選べるのもポイント。
革財布の汚れ落としを簡単に行えるクリーナーなのでとりあえずこれがあれば大丈夫です。
コットンクロス
革財布の汚れ落としを簡単にするための道具3つ目は『コットンクロス』です。
革財布の汚れ落としには欠かせないよく見かける一般的なクロス。
ブラシの代わりに乾拭きしたり、クリーナーを塗ったり、水拭きしたり…と万能で汚れ落としから様々なお手入れに使えます。
クロスが無いと困ることも結構あるため、ブラシとセットで用意しておくのがおすすめ◎
コットンクロスがシンプルで使いやすく、なんだかんだと使って汚れるため複数枚セットのクロスがおすすめ。
何度も買うのは手間になるためまとめて買って置いておくと革財布が汚れた時にもすぐにお手入れできるため手元に用意しておいて下さい。
レザークリーム
革財布の汚れ落としを簡単にするための道具4つ目は『レザークリーム』です。
革財布の汚れ落としに直接は関係ないのですが、汚れ落としのお手入れ後に塗るために用意しておくのがベター。
革財布の汚れ落としをした後には革の油分や水分が抜けて乾燥するということが起こるため、アフターケアとしてレザークリームを塗ります。
汚れ落とし後に使いやすく、普段の革財布のお手入れをはじめ様々なタイプの革製品に使えるクリームとして一つ持っておくといいのがコロニル社の1909シュプリームクリーム。
柔らかいタイプで伸びが良く、少量で多く塗れてしっかり加湿保湿をしてくれます。
撥水効果も期待できるため防水スプレーいらずで革財布の汚れ落とし後にもぴったりです。
革財布の汚れ落とし手順
それでは実際に革財布の汚れ落としを簡単にする方法を公開します。
ここで公開する汚れ落としの方法は日常の革財布のお手入れにも応用できるため、まだ革財布の汚れ落としや手入れをしたことが無いならぜひ覚えておいてください。
1.ブラッシング
まずは革財布の表面についた細かな汚れやほこりをブラッシングして落としていきます。
最初からクリーナーを使ってもダメということは無いのですが、シミや汚れが増幅する原因にもなるためブラッシングは欠かさずに行うのがおすすめです。
ブラシを軽く持ちサッと掃いて革財布表面をブラッシングしていきます。
ステッチやシワの部分には汚れが溜まりやすいので念入りにブラッシングして細かな汚れやほこりを落としていきましょう。
2.クリーナーで汚れ落とし
ブラッシングで表面の汚れを落とした後にはレザークリーナーで大きな汚れを落としていきます。
クリーナーも一気に付けるとシミになる可能性が高いため、少量をブラシやクロスにとって革財布を拭いたり磨いたりしていきます。
ゴシゴシとクリーナーで擦ってしまうと革財布の表面を傷つけたり傷めてしまうため注意が必要。
少しずつ革財布表面を磨いていき、一度で汚れが落ちない場合は2~3回と細かく分けて汚れ落としをしてみて下さい。
クリーナーで革財布の汚れを落とした後は、新しいクロスに水をつけて革財布を水拭きしていきます。
革財布をドバっと水に漬けて洗いたい気持ちは山々なのですが、これだと革財布を傷めてしまうため我慢…。
水拭きしてからタオルドライをし、風通しが良いところで陰干しをして完了です。
革財布の汚れ落としをした後
革財布の汚れ落としの方法の中で水を使ったり磨いたりと、革にとってダメージになる工程がありました。
綺麗に革財布の汚れが落ちても、その後のお手入れ次第では汚れよりも酷い状態になってしまう可能性があります。
それを防ぐためにはレザークリームを塗るというアフターケアは必須。
革財布の汚れ落としの際に抜けた油分や水分を適度に補給してあげることで、綺麗な状態を保ったまま革財布を使い続けることができます。
塗り過ぎるのも革にとっては良くないので、革財布の汚れ落としを終えて半乾き~2/3程度乾いた状態のところにレザークリームを塗ります。
パール大程の大きさのレザークリームをクロスに取り、一度クロスの上で伸ばしてから革財布に塗っていきます。
ステッチやシワの部分に気を付けながら全体を塗っていき、仕上げにブラッシングで均して完了。
ここまでしっかりアフターケアをすれば、しばらく革財布の汚れ落としをせずに済むのでおすすめです。
まとめ
今回は革財布の簡単な汚れ落とし方法について解説しました。
使いやすい道具も一緒にピックアップしているので、まだ全く革財布の手入れや汚れ落としをしたことが無くて道具がない時は一気に揃えてみて下さい。
急にお気に入りの革財布が汚れてしまってどうしよう…という場面は案外あります。
そうなった時にサッと汚れ落としができれば状態も悪化しにくいので、ぜひ用意しておいて緊急の時にも備えておいてみて下さい。
汚れ落とし方法も簡単なので、揃えた後には一度ぜひ試して革財布を綺麗にしてみてはいかがでしょうか。