【必見】革財布を家にあるもので汚れ落とし!簡単にできる革のお手入れ方法

革財布のMIKATA編集部です。

革財布は使っているとどんどん汚れて黒くなったり擦れたりと見た目も汚くなっていきます。

だけど、革財布のお手入れは道具も無いし時間も無いしなかなかできない…なんてことありませんか?

そこで今回は家にあるものを使って革財布の汚れを落としてみようと思います。

私の体験談に併せてなるべく簡単にできる汚れ落としのお手入れ方法を紹介していきますので、参考にしてみて下さい。

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目次

革財布の汚れを落とせる家にあるもの

そもそもどうやって革財布の汚れは革専用のクリーナーを使って落とすのが一般的な方法です。

しかし、なかなか革専用のクリーナーもどれを買えばいいかわからず諦めていたところにひらめきました。

「中性洗剤で洗えないのか…?」

革はアルカリ性に弱いというのは聞いたことがあったので、アルカリ系の洗浄剤は使えない。

なら中性洗剤ならセーフ!と安直な考えで思い切って洗ってみようと思いました。

そこで一応調べてみると、実践している方がちらほらいらっしゃたので革財布の汚れを中性洗剤で落としてみることにしました。

そのとき使った道具は…

・中性洗剤

・メラミンスポンジ

・歯ブラシ

・洗面器

・フェイスタオル

・ニベアなどのハンドクリーム

の6つの家にあるものです。

しかも全て100均やドラッグストアで購入していたものなので、もし家に無くてもすぐに調達することができます。

この6つを使って実際に革財布の汚れを落としてみようと思い実践しました。

家にあるものを使う時の注意点

家にあるもので汚れ落とし 注意点
画像出典:J’aDoRo JUN ONLINE

革財布の汚れを家にあるもので落とそう!と思い準備しましたが、ここで一瞬戸惑いが。

「本当に中性洗剤で大丈夫…?」

「大切な革財布にシミはできないのか…?」

こんな不安も一瞬頭に過ったので、一応調べてパッチテストをしてから汚れを落とそうと思いました。

そこでいくつか注意点が見えてきたので、もし家にあるもので革財布の汚れを落とそうとしているなら一度見てみて下さい。

◆注意点◆

・中性洗剤は一気に付け過ぎない

・メラミンスポンジで強く擦らない

・水をつける際は一気に手早く

・洗った後にドライヤーは禁止

・レザークリームは必ず塗りこむ

以上が家にあるもので革財布の汚れを落とす時に注意するポイントです。

汚れ落としをした後の革財布の状態をなるべく綺麗に保つためには最低限必要な項目。

家にあるものは革財布のお手入れに使う専用品ではなくあくまでも代用品なので注意しておいて損はありません。

家にあるもので革財布の汚れを落とす手順

家にあるもので汚れ落とし 手順
画像出典:AETHER

それではいよいよ家にあるもので革財布の汚れを落としていきます。

革財布の汚れを落とす工程は大きく分けて5つ。

実際に行った工程を順番にお伝えさせていただきます。

1.歯ブラシで汚れ落とし

まずは歯ブラシを使って革財布表面をブラッシングしていきます。

本来なら馬毛ブラシなどを使って革財布表面の汚れを落とすためにブラッシングしますが、家にあるものだけで革財布の汚れを落とすには歯ブラシがベター。

面積が小さいので時間は少しかかりますが、力を入れずに軽くサッと掃くイメージでブラッシングします。

逆に言えばステッチやシワの隙間にもしっかり歯ブラシが届くので、そのあたりの汚れ落としはしやすかったです。

ちなみに、この時私は硬めの歯ブラシしか無かったのでそれを使ったのですが、柔らかめの歯ブラシの方が革財布にも良いしブラッシングしやすいと感じました。

2.水と中性洗剤で汚れ落とし

続いて洗面器に水をたっぷり入れます。

そしてこの水の中に…革財布を一気にドバっと漬けます!

この瞬間はさすがに緊張しましたが、ゆっくり漬けたり水が飛ぶとそこだけシミになる恐れがあったため一気に水に漬けました。

水の中で革財布を少し揉み解し、汚れを浮かせます。

そこまで汚れていない革財布なら黒っぽくなりませんが、もし水が黒くなったり汚れた場合は2~3回水を取り替えて繰り返してみて下さい。

水の中で汚れを浮かせたら革財布を一旦取り出し、中性洗剤とメラミンスポンジの出番です。

メラミンスポンジに数滴中性洗剤を乗せ、スポンジをくしゃくしゃとして泡立てます。

その後、革財布を中性洗剤をつけたメラミンスポンジで洗っていきます。

この時にゴシゴシと力を入れて革財布の表面を磨かないように気を付けて下さい。

激しく色落ちしたり革が削れて傷む可能性があります。

全体的にメラミンスポンジで磨いていき、ある程度汚れが落ちたと感じたら再び洗面器の中にドバっと入れます。

この時もゴシゴシしたりせず、優しく押し洗いの様な感じで中性洗剤を落としていくのがポイント◎

全体的に洗剤が取れるまで水を数回変えて完全に洗い流して下さい。

3.タオルドライで革財布を乾かす

メラミンスポンジと中性洗剤で革財布を洗った後は、タオルドライをして水分を取っていきます。

ここでもゴシゴシ拭くのではなく、優しく包んでタオルを押して水分を取っていくのがポイント。

ある程度取れるところまで取ったら、日が当たらなくて風通しが良い場所で乾かします。

ここでドライヤーを使って一気に乾かすのは絶対にNG!

ドライヤーを使うと革財布が乾燥してパリパリになり状態が悪く変化してしまいます。

扇風機やサーキュレーターの風を遠くから当てるくらいならOKなので、焦らずじっくり乾かしていきましょう。

4.ニベアやハンドクリームで保湿

家にあるもので革財布を洗って乾かした後は、必ず革財布を保湿してください。

洗剤を使ってメラミンスポンジで洗ったことで革の中の水分や油分が抜けている状態になっているため、このまま使うとひび割れなどが起きてしまいます。

なので家であるもので汚れ落としをして、最後まで革財布のお手入れをしようと思った時はニベアなどのハンドクリームを使って応急処置として保湿。

本来は革財布専用のレザークリームを使うのが良いのですが、家にあるもの縛りなのでハンドクリームがベター。

タオルにハンドクリームをパール大程度取り、革財布に塗り広げていきます。

ステッチやシワに入っても大丈夫なので、まずはしっかりと革財布に潤いを取り戻しましょう。

5.歯ブラシで仕上げのブラッシング

ハンドクリームを革財布に塗り終わったら、最後に歯ブラシで仕上げます。

ステッチやシワの隙間に入ったハンドクリームを掻き出したり、全体的にブラシをかけて均していく工程です。

最初のブラッシングほどしっかりやらなくても大丈夫なので、全体を整えるイメージで優しくサッサとブラッシングしてみて下さい。

以上の5つの工程で完了。

家にあるもので革財布の汚れは結構イイ感じに落ちてくれました。

シミが残ることなく状態が綺麗になったので満足です◎

まとめ

いかがでしたでしょうか?

案外家にあるもので革財布の汚れを落とすことができちゃいます。

ただ、本来は革の種類や状態に合わせて使う道具も変わるのが汚れ落としのお手入れ。

革財布の色落ちや状態変化が気になる場合や汚れがひどい場合は専門店に持っていきしっかりお手入れしてもらうのがベスト。

家にあるもので汚れ落としをする際は応急処置として気を付けて行って下さい。

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