革財布のMIKATA編集部です。
革財布って長持ちして何年も使えるため、「いつが買い替え時期なのかわからない!」という声をよく聞きます。
ボロボロでも味があり愛着もありなかなか革財布を買い替える時期を判断するのは確かに難しいですよね。
そこで今回は革財布の買い替え時期の目安になる買い替えサインについて解説していきます。
革財布を使っていてなかなか買い替え時期がわからない時には参考にしてみて下さい。
革財布の買い替え時期の目安
革財布の寿命はおおよそ5年程度、長くて10年といわれています。
平均的な革財布の使用年数は3年のようです。
大切にケアして大切に使えば10年は持つ革財布ですが、その期間に金属パーツや糸が先にダメになったりして寿命も変動します。
買い替え時期は革の状態はもちろんそのほかのパーツなども参考に目安にしてみましょう。
革財布買い替えのサイン
それでは具体的にどのような状態になれば革財布の買い替え時期になるのかを詳しく見ていきます。
以下の状態が表れてきたら革財布の買い替えサインなので、参考にしてみてください。
革財布が傷や破れで劣化している
一番わかりやすい革財布の買い替えサインが「傷や破れで劣化」というサイン。
革の劣化で破れたり目立つ傷がついていると万全の状態の革とは言えないため、お財布として使っていても思わぬ怪我や他の大切なものの破損に繋がるリスクもあります。
経年変化と共にダメージも味になりおしゃれに映ることもありますが、革財布の機能性を損なうレベルの傷や破れが表れた場合は革財布の買い替えサインです。
革財布が変形や型崩れをしている
革財布をポケットに入れて使い続けたり長年使っていると革も柔らかくなり癖もついてきたりすることで徐々に変形していきます。
ハリが無くなって本来まっすぐな部分があまりにも曲がっていたり、形が崩れて不細工になっていたりするとそろそろ買い替え時期のサイン。
形が崩れたまま使っているとファスナーの破損や革の破れにもつながるため、形が崩れて変形し始めたら革財布の買い替えを検討してみてください。
革財布の金具が劣化・破損している
こちらも革財布の買い替え時期のサインとしてはわかりやすい状態。
革財布にはファスナーやホック、ボタンなどの金具類が使われていることが多く、本体の革よりも早く劣化することがあります。
長く使っているとファスナーの開閉がスムーズに出来なかったり、がま口が上手く嚙み合わなかったりと金具類の不調が見え始めるとより状態が悪化する可能性があります。
そのため、使われている金具の劣化が見られる場合は革財布の買い替えのサインとなります。
革財布がひび割れして乾燥している
革財布のメンテナンスを怠っていたりするとだんだん革は乾燥してひび割れしてくることがあります。
レザークリームを塗って潤いを補給すれば復活してくることもありますが、あまりにも乾燥が進んでひび割れしていると戻らない場合もあります。
革財布のひび割れが始まるとそろそろ寿命で買い替え時のサインなので、もし長く今の革財布を使いたい場合は定期的にメンテナンスして革財布のお手入れをしてみて下さい。
直射日光が当たる場所に放置したり埃や汚れが付いたまま放置すると革の状態が悪化してしまうのでご注意ください。
革財布の角が擦れてボロボロになっている
丈夫な革財布でも長年使っているとだんだんと角が擦れてボロボロになってしまいます。
角擦れはプロに修理依頼をすれば復旧することも多いですが、お財布の作りや角擦れの場所によってはなかなか復旧できない場合もあります。
修繕費用も高くなることが多いため、角擦れが目立つようになってきたら革財布の買い替えサインとなります。
革財布の色落ちが汚く変色している
革財布は長年使える丈夫な物ですが、使っているうちに水に濡れて色落ちしたり日に焼けたりして変色したりすることがあります。
レザーコンシーラーなどである程度の色落ちや変色は補修することもできますが、あまりにも目立ってきたり汚れのように見えるようになれば革財布の交換時期のサイン。
変形や金具の劣化具合などと合わせて状態を加味して買い替え時期の参考にしてみて下さい。
革財布の買い替え時期まとめ
以上が革財布の買い替え時期のサインでした。
一つでも当てはまればというよりは、2~3個の革財布の買い替えサインが表れたら買い替えるというくらいでもいいと思います。
革財布を使っていて気になる買い替え時期のサインが現れたら検討してみてください。
また、なるべく革財布を長く使いたい時には定期的にお手入れしてメンテナンスを行うのもおすすめ◎
革財布のお手入れに使える道具はこちらの記事にありますので、よかったら参考にしてみて下さい。
綺麗に大切に革財布を使えば買い替え時期も長くなり、エイジングも楽しめますよ。