革財布のMIKATA編集部です。
ビジネスシーンやファッションシーンなど、様々なところで革バッグが活躍しています。
そんな革バッグもずっと使っていると汚くなってきたり傷がいったりと、状態が悪くなってしまい長く使いにくくなります。
そこで今回は、革バッグのお手入れにフォーカスしていきます。
自宅でも簡単に取り組めるように100均の商品を使ったお手入れ方法を紹介していきますので、普段から革バッグを使っているならぜひ参考にして、100均でメンテナンス道具を調達してお手入れしてみて下さい。
革バッグのお手入れに使える商品とは
革バッグのお手入れを始める前に、まずはダイソーやセリアなどの100均商品で革バッグのお手入れに使える道具から紹介していきます。
とは言っても専用品は少なく、あくまでも応急的に革バッグのお手入れに使う商品となります。
継続して革バッグをお手入れする時にはあまり向かないため、長くお手入れして革バッグを綺麗にするという時にはレザーケア専用品を購入するようにしてください。
革バッグの手入れに使える100均の道具1.豚毛ブラシ
まずは革バッグの手入れに欠かせないブラシから。
ダイソーやセリアでは革靴雑貨コーナーに手のひらサイズのブラシが置いてあることが多いです。
しかも、豚毛を使ったブラシなので専用品として使うこともできるのが魅力。
とりあえずコレ一つあれば革バッグの最低限のお手入れは可能です。
クリーナーを使った革バッグの手入れほど綺麗にはなりませんが、ダイソーやセリアなど100均のブラシでも汚れやほこりはケアすることができます。
なので、100均の手入れ道具の中では最優先で手に入れておきたいところです。
革バッグの手入れに使える100均の道具2.コットンクロス
次に使える100均の道具はコットンクロス。
100均のお掃除コーナーや革靴雑貨コーナーにて陳列されていることが多く、革バッグの手入れにはあるとかなり便利な道具です。
コットンが理想ですが、もし100均にコットンクロスが無い場合は化繊のクロスでもあると便利です。
革バッグをブラッシングした後に乾拭きしたり、クリームを塗る時なんかに役立つので複数枚あってもいい100均のお手入れ道具です。
革バッグの手入れに使える100均の道具3.ハンドクリーム
革バッグのお手入れを100均の道具で最後までしようとしてもなかなかレザークリームが無くて難しいです。
そこで代用して使うのがハンドクリームです。
ニベアやアロエ、場合によっては馬油のハンドクリームが100均に売られています。
革バッグに加湿・保湿をする際に100均にはレザークリームが無いため、ニベアなどのハンドクリームで応急的に潤いを革バッグに与えます。
椿油や馬油など、レザークリームおよびレザーワックスに使われている成分が入ったものだとより良いです◎
100均の道具でお手入れする手順
それではダイソーやセリアなどの100均商品の中で手入れに使える道具たちを使って革バッグをお手入れする手順を紹介していきます。
使う100均の道具は先ほど紹介した3種類。
革バッグの基本的なお手入れ手順に沿ってご紹介していくので、自宅で真似してみて下さい。
手順1.ブラッシング
まずはダイソーやセリアなどの100均で購入できる豚毛ブラシを使って、革バッグ全体をブラッシングしていきます。
実はこの工程が一番大切と言っても良いほど。
革バッグのボディ全体を満遍なく豚毛ブラシでブラッシングしていき、ステッチやシワや角の部分は重点的にブラシをかけます。
隙間に汚れやほこりが溜まりやすく、汚れやほこりが残ると革の油分を吸い取ったりすることで状態悪化につながります。
ダイソーやセリアにはなかなかクリーナーが売っていないため、このブラッシングがとても大切。
このブラッシングの工程を念入りにすることで、100均の道具でも革バッグを綺麗にお手入れすることができます。
ちなみに、ブラッシングのコツは箒で掃くようなイメージでサッとすること。
力を入れると傷がつく原因になりかねないので優しく革バッグをブラッシングしてあげて下さい。
手順2.ハンドクリームを塗る
続いてダイソーやセリアなどの100均で購入できる豚毛ブラシで汚れやほこりを落とした後は加湿・保湿の工程。
本来はレザークリームを使いますが、ここでは100均の道具のみということでニベアなどのハンドクリームを使います。
ニベアや馬油のハンドクリームをコットンクロスにパール大程度取り、少しクロスの上で伸ばします。
そのあと革バッグのボディに円を描くように満遍なく塗っていきます。
ステッチやシワの部分にハンドクリームが溜まるかもしれませんが、今は気にしなくてOK。
とにかく隙間やシワなどには重点的にハンドクリームを塗っていきましょう。
ハンドル部分や底面のケアもお忘れなく。
手順3.仕上げの乾拭きorブラッシング
最後の革バッグのお手入れ工程は仕上げの乾拭きもしくはブラッシングです。
ハンドクリームを塗った後、余分なクリームを拭き取ったり均して浸透させたりするために乾拭きやブラッシングを行います。
どちらかやりやすい方で仕上げてOK。
綺麗に革バッグを仕上げるなら、豚毛ブラシでブラッシングをした後に乾拭きで仕上げてみて下さい。
ブラッシングすることで熱が発生し、クリームがしっかり革バッグに浸透していくので加湿保湿が可能◎
ステッチやシワのクリームもこの時に取り除きならしていくのがポイントです。
もっと綺麗に保つ方法
革バッグの手入れに使える100均の道具と実際のお手入れ方法をご紹介しました。
しかし、あくまでも応急処置的手入れなので継続するのはおすすめできません。
そのためなるべくお手入れ頻度を減らして綺麗に保つ方法も最後にご紹介したいと思います。
100均でも売っていることが多い『フッ素系防水スプレー』や『靴ワックス』を仕上げの後に使うのがポイント。
先ほどの3ステップの革バッグお手入れでも十分なのですが、防水スプレーやワックスで膜を張ることでさらに綺麗な状態で使うことができます。
どちらも100均で販売されていることも多い道具なので、ついでに探してみるといいでしょう。
防水スプレーも靴ワックスも薄くサッと塗るくらいで長い時間使えるものも多いので、塗り過ぎないように気を付けてください。
まとめ
以上が革バッグを100均の商品でお手入れする方法でした。
結構実践しやすい方法と入手しやすい道具なので真似もしやすいと思います。
ただし、あくまでも代用するアイテムが多いため応急処置で使う用にして下さい。
もっとしっかりお手入れして革バッグを長く綺麗に使いたい時には専用品を購入するのがおすすめです。
とは言っても、予算やリサーチの時間がかかってしまいお手入れに踏み切れないのは本末転倒。
まだ革バッグのお手入れをしたことが無いという時には、まずは100均の道具から試してみて下さい。