革財布のMIKATA編集部です。
予算別にメンズ財布を紹介する企画。
今回は、「2万円台」の”本革ラウンドファスナー財布”。
ぜひ、参考になれば幸いです。
予算2万円以上、 3万円未満の本革長財布
MIKATA編集部で厳選したブランドの中で、以下4つの条件をもとに選定しました。
1. 予算内【2万円台】であること
2. 素材は本革を使用
3. ラウンドファスナー長財布
4. メンズ向け
【2万円台】メンズの本革ラウンドファスナー長財布 10選
2万円台の財布は、非常に幅広い年齢層から需要があります。
数多くのブランドから厳選しましたので、早速紹介していきます。
1. COCOMEISTER(ココマイスター)
ココマイスターは、日本製の財布などの革小物、バッグを取り扱うハイブランドです。
イタリアンレザーやブライドルレザー、コードバンなど、本革にもこだわり、高品質でも有名なブランドです。
今回ピックアップした長財布は、マットーネシリーズから。

オイルを多く含んだ、イタリアンレザー。光沢や艶があり、経年変化が魅力です。
外側だけでなく、内装もヌメ革を使用しており、革好きにはたまらない逸品です。

2. GANZO(ガンゾ)
こちらも日本製、最高品質のメンズ革製品を扱うガンゾ。

イタリアンレザー(ヌメ革)を使用しており、経年変化が魅力です。
ラウンドファスナーは通常、上左右と3辺にファスナーがついていますが、こちらは、左右は中央ぐらいまでしかファスナーがなく、ミニバッグやポーチの感覚に近いと思います。

非常にシンプルな構造で、通帳を収納できるので、マルチケースとしてご利用できます。
3. aniary(アニアリ)

アニアリは、日本製の革鞄ブランドですが、革財布などの革小物も数多く販売されています。
今回紹介する長財布は、アニアリの定番素材「アンティークレザー」シリーズです。
表面はキメが細かく、柔軟性と弾力のある牛ステア(ステアハイド)を使用し、独特な色調、色むらを引き出す工程によって、アンティークレザーが生まれています。
外だけでなく、内側にもふんだんにアンティークレザーが使用されています。
カラーバリエーションも豊富で、表面右下にさりげなくロゴが刻印されています。

着脱式カードケースも付属されており、機能的。
非常にコストパフォーマンスの高い財布といえます。
4. CYPRIS(キプリス)

キプリスは、鞄・革製品を扱う日本を代表するブランドの一つです。
キプリスの製品は通常の革製品より工程数が多く、約100〜250ある工程のうち70%〜90%がハンドメイドのこだわり。機能美を大切にしているブランドでもあります。

今回ピックアップした財布は、ハニーセル構造になっており、外観のシンプルな見た目からは想像できない機能的なお財布です。
※ハニーセル構造…蜂の巣構造になっているカードポケットのこと
5. HERZ(ヘルツ)

1973年創業のHERZは「丈夫で長く使える」をテーマに武骨な革製品を作り続けています。
血筋などが残った天然革を無駄なく製品に使用しています。
革の表情を存分に楽しみたい方には、ヘルツがおすすめです。
こちらのお財布は、受注生産のため、納期が1ヶ月程度ですが、自分のために日本の職人たちが財布を作ってくれることを考えると、納期は長くても問題なさそうです。

収納スペースが5ヶ所あり、整理整頓できます。
革の経年変化を楽しむことができるのがこの財布の魅力です。
6. PORTER (吉田カバン)

シュリンクレザーとナイロンテープを組み合わせたシリーズ「PORTER DELIGHT(ディライト)」。
このシリーズから出ていまるお財布 LONG WALLET 145-03291。
こちらの財布は、牛ステア(ステアハイド)を使用しており、丈夫で柔らかい特徴があります。
※牛ステアとは、生後2年以上かつ生後3ヶ月から6ヶ月の間に去勢された雄牛の革のこと
またシュリンク加工により、革表面に凹凸をつくることで、1万円台とは思えない重厚感ある財布に仕上がっています。
また、開口部のファスナーが底マチ部分までに施されているので、「大きく開き取り出しやすい」のがこの財布の特徴でもあります。
※シュリンク加工とは、革表面にきめ細かい凹凸をつくる加工のこと

7. Dakota black label(ダコタ)

ダコタといえば、レディースのイメージが強いですが、2004年からメンズラインである、Dakota black labelをスタートしており、メンズ財布にも注目が集まっています。
フリムジー長財布は、厚みと高さを抑えたラウンドファスナー式長財布です。
オイルを含ませ特殊加工した革を使用し、品のある長財布に仕上がっています。

カードが10枚収納でき、大容量なところも非常に魅力です。
8. PORCO ROSSO(ポルコロッソ)

ポルコロッソは、「長く使える」という観点から、革も丈夫かつ機能性を重視した財布を扱う、福岡発のブランドです。
過去のお客様レビューから改良するなど、非常に細部まで使いやすさにこだわって製造されています。

名入れ対応のサービスも行っており、大切な人へのプレゼントにもおすすめです。
9. BAGGY PORT(バギーポート)

バギーポートは、藍染レザーや、アフリカ大陸に生息するクーズー等の珍しい革を使用するなど、非常に素材を楽しめるブランドです。
こちらの藍染レザーは、完成まで5年を費やしたとのことで、兵庫県姫路市で生産されています。

シンプルな藍染も魅力ですが、他藍染シリーズで、ペイズリー柄のお財布もあり、一目惚れしそうな財布がたくさんあります。
ぜひ、サイトを覗いてみてください。
10. Fico(フィーコ)

最後は、GANZOのセカンドラインにあたるフィーコ。
1917年に東京日本橋に設立された、長い歴史をもつAJIOKAが展開するブランドのひとつです。
日本製のGANZOとは違い、Ficoは海外で縫製することで、コストパフォーマンスが良いのが特徴です。

ターコイズブルーやイエロー、ホワイトなどのカラーもあるので、女性と色違いでペア購入もおすすめです。

まとめ
2万円台のお財布は、需要の高い価格帯でもあります。
取り扱うブランド数も増え、非常に選ぶのに迷うことだと思います。
今回紹介した財布は、ブランド特有の素材やデザインや素材を感じることができました。
3月21日は、一粒万倍日と天赦日、寅の日が重なる開運日です。
ぜひ、財布の新調の参考になれば幸いです。