上質で長く愛用できるレディースバッグを探している方にとって、10万円前後の価格帯は「質」と「デザイン性」のバランスが非常に優れているゾーンです。
今回は、クラフツマンシップが光る日本国内外の実力派ブランドから、デイリーにもお出かけにも活躍するタイムレスなバッグを10ブランドから厳選してご紹介します。
10万円前後のレディースバッグ11選
素材・仕立て・機能性すべてにおいて妥協のない、信頼できるブランドの名品たちをご紹介します。
■ ナガタニ(NAGATANI)

NAGATANIは1968年創業、日本の職人技と上質素材にこだわるレザーブランド。
M.Nは、アクセサリーとしても楽しめるとてもコンパクトで可愛いミニトート。小さいとはいえ、長財布やスマホも収納できます。ショルダーベルト有無を選択でき、有りだと124,300円です。
『M.N』|トートバッグ|99,000円(税込)
■ イビサ(IBIZA)

IBIZAは1965年創業、日本の職人が一点一点丁寧に仕立てるレザーブランド。
メッシュトートは上質な牛革と麻(ジュート)を組み合わせ、かごバッグのように手編みで仕上げた一点。
付属のファスナー付きインナーバッグで整理もしやすく、使うほど革の表情が増す上質さが魅力です。
『アルテサニーア』|ハンドバッグ|154,000円(税込)
■ 土屋鞄

土屋鞄製造所は1965年創業、丁寧な手仕事と革の美しさを活かしたものづくりに定評のある老舗ブランド。
ガゼットコード トートは、広がりのあるフォルムで革の上質感を贅沢に味わえる一品。荷物の量に応じてマチ幅を調整でき、トップフラップで中身をしっかり隠せる安心設計です。
『ガゼットコード』|トートバッグ|91,300円(税込)
■ フェリージ(Felisi)

Felisiはイタリア発、クラフトマンシップと上質素材を活かしたバッグブランド。
陰影のあるクロコ型押しレザーが、控えめながらも上品な存在感を演出。ストラップを留めることでフォルムが変わり、気分や荷物に合わせて表情を楽しめます。
トートバッグ|99,000円(税込)

ボンディングキャンバスとシュリンクレザーのコンビで、軽やかさと品格を両立した縦長ワンショルダーバッグ。収納力も優秀で、日常からお出かけまで幅広く活躍する一生モノです。
ワンショルダーバッグ|107,800円(税込)
■ エポイ(Epoi)

Epoiは機能性と美しさを両立した、日本発の上質レザーブランド。
横長フォルムが美しいコンパクトなボストン型ハンドバッグ。しなやかなシュリンクレザーを贅沢に使い、大きく開く開口部と付属ポーチで実用性も抜群です。
『リツ』|横長ボストンバッグ|110,000円(税込)
■ 濱野皮革工藝 HAMANO

濱野皮革工藝は、皇室御用達としても知られる日本の上質レザーブランド。
防水加工を施した牛革を使用したトートは、A4対応・約600gと日常使いに嬉しい軽さと容量。肩掛けしやすいハンドルと柔らかな質感で、通勤にも品よく寄り添います。
『フロット アルディ』|トートバッグ|104,500円(税込)
■ エティアム(ETiAM)

ETiAMは東京発、立体感のあるフォルムと構築的な美しさで注目されるバッグブランド。
ノートPCやA4書類も入るフラップトートは、ゴートレザーを贅沢に使い、品格ある佇まい。サイドスナップでフォルム調整もでき、ビジネスにも休日にも馴染む一生モノ。
『ゴート フラップトートバッグ(S)』|トートバッグ|97,900円(税込)
■ サロンドアルファード(SALON DE ALFURD)

サロンドアルファードは、ラグジュアリー素材と遊び心あるデザインで人気の日本ブランド。
最高級シープレザーを贅沢に使ったふっくら丸いフォルムに、クリスタルのスマイルチャームが映える一品。
スナップで形を3通りに変えられ、裏面ポケットや内装収納も備えた機能派トートです。
『スマイル テネラ スフレ』|ハンドバッグ|104,500円(税込)
■ ペッレ モルビダ(PELLE MORBIDA)

ペッレ モルビダは、上質な旅をテーマにしたエレガントで機能的なバッグブランド。
柔らかなシュリンクレザーと大きめフラップが特徴のトートは、口開きが広く出し入れもスムーズ。
A4やPCが収まり、内装ポケットも充実。きちんと感と実用性を兼ね備えた一生モノです。
『フラップトートバッグ』|トートバッグ|99,000円(税込)
■ 三京商会

三京商会は、上質な天然皮革を用いた高品質バッグを手頃な価格で届けるレザーブランド。
クロコ型押し牛革を使用したスクエア型のハンドバッグは、ほどよく艶を抑えた上品な質感が魅力。かっちりとした見た目ながらマチも広く、収納力ときちんと感を兼ね備えたデザインです。
『クロコダイル 2WAYバッグ』|ショルダーバッグ|107,800円(税込)
“10万円前後のバッグ”は安いバッグと比べて、何が違うのか?
10万円という価格帯のバッグは、単なるブランド料ではなく、「素材・仕立て・思想」すべてにおいて明確な価値があります。以下の4つの観点から、その理由を深掘りしていきましょう。
1. 上質な素材の使用

この価格帯では、フルグレインレザーやブライドルレザー、コードバンなど、上位ランクの天然皮革が使用されます。
耐久性に優れ、時間と共に風合いが増していく素材が選ばれるため、使うほどに魅力が増します。一方で、近年ではナイロンやキャンバスなどの高機能素材も採用されており、軽さや耐水性など実用面に優れた選択肢として支持を集めています。
2. 職人による丁寧な縫製・仕立て

熟練の職人が一点一点手間をかけて仕上げており、縫製やコバ処理、金具の取り付け精度など、細部まで妥協がありません。この精緻さが、長く使っても型崩れしにくい理由です。
3. メンテナンス性の高さ

高品質な素材であればあるほど、ケア用品による手入れが有効です。レザークリームや専用ブラシでのケアにより、傷を防ぎ、艶を保ち続けることが可能です。
また、ナイロンやキャンバスなどの素材でも、防水スプレーやブラッシングなど適切なメンテナンスを行うことで、美しさと機能性を長く維持できます。
4. デザインがタイムレス

一時的なトレンドに左右されすぎない、ベーシックで普遍的な美しさを備えたデザインが多いのも特徴です。
年齢やライフステージが変わっても自然と馴染み、長く愛用できる安心感があります。
シンプルな中にも洗練された個性が光るため、どんなスタイルにも取り入れやすいのも魅力です。
長く使うことのメリット

上質なバッグを長く使うことには、単なる所有以上の価値があります。時間とともに変化する素材の表情や、日常のなかで深まっていく愛着は、使い続けることでしか得られません。
また、買い替えの頻度を減らすことは、結果的にコストや環境負荷の軽減にもつながります。
- 経年変化を楽しめる:本革ならではの色艶の変化が魅力。
- コストパフォーマンス◎:短期間で買い替えるより結果的に経済的。
- スタイルが確立する:バッグがあなたらしさを演出してくれる。
- 環境にも優しい:長く使うことはサステナブルな選択でもあります。
まとめ
10万円前後のレディースバッグは、ただのファッションアイテムではなく、“人生をともにするパートナー”。今回紹介したブランド、商品は、いずれも使い手のことを考えて仕立てられた本物のバッグばかり。
飽きがこないデザイン、上質な素材、確かな縫製技術。これらを備えたバッグは、使うほどに愛着が湧き、あなたの人生に馴染んでいくはずです。
「ずっと使いたい」と思える相棒バッグに、ぜひ出会ってください。


